金属藝術の輝き
私たちは沢山のものに囲まれながら暮らしていますが、金属製のものとなると陶磁器や漆器などに比べ関心が薄いと言われています。硬くて扱いにくいと思われている金属ですが、実は加熱したり叩いたりすることで様々な形に変化し、しかも色鮮やかに輝き、私たちの生活に彩りを与えてくれます。
石洞美術館を運営する財団法人美術工藝振興佐藤基金は、若手の金属工藝作家奨励のため淡水翁賞という賞を設けて、金属工藝発展のためにささやかながら力を注いで参りました。この淡水翁賞を産み育てたのは金属工藝史が専門の中野政樹先生でした(2010年6月永眠)。
本展は、館蔵品のみの小さな展覧会ですが、中野先生が選ばれてきた淡水翁賞受賞者の作品を通して中野先生を偲ぶとともに、現代の金属工藝の豊かさ、楽しさ、美しさに少しでも触れて頂けましたら幸いです。
石洞美術館を運営する財団法人美術工藝振興佐藤基金は、若手の金属工藝作家奨励のため淡水翁賞という賞を設けて、金属工藝発展のためにささやかながら力を注いで参りました。この淡水翁賞を産み育てたのは金属工藝史が専門の中野政樹先生でした(2010年6月永眠)。
本展は、館蔵品のみの小さな展覧会ですが、中野先生が選ばれてきた淡水翁賞受賞者の作品を通して中野先生を偲ぶとともに、現代の金属工藝の豊かさ、楽しさ、美しさに少しでも触れて頂けましたら幸いです。
- 開催期間
- 2010年9月4日~12月19日