石洞山人交遊録 ―人に出会い、ものと遊ぶ―
石洞美術館の所蔵品の多くは、石洞美術館を運営する公益財団法人美術工芸振興佐藤基金の初代理事長であった佐藤千壽(雅号:石洞)が収集したものです。その収集は20歳の頃から始まり、およそ70年の永きに渡っていますが、その間、ただ一人心の赴くままに作品を集めた訳ではありません。その作品の多くは様々な人々との関わりの中で収集されたものでした。
作品を仲立ちとした佐藤の交遊関係は幅広く、研究者、作家(金工作家、陶芸家、版画家など)、骨董商、趣味の友など枚挙にいとまがありません。また、そのようにして集められた作品からは、その作品に関わった人たちの思いが伝わってきます。そこにあるのは単なる「もの」ではなく、佐藤と様々な人たちとの交遊の証でもあるのです。
本展では、佐藤の集めた作品を通して、佐藤の交遊の軌跡をご覧頂きたいと思います。
作品を仲立ちとした佐藤の交遊関係は幅広く、研究者、作家(金工作家、陶芸家、版画家など)、骨董商、趣味の友など枚挙にいとまがありません。また、そのようにして集められた作品からは、その作品に関わった人たちの思いが伝わってきます。そこにあるのは単なる「もの」ではなく、佐藤と様々な人たちとの交遊の証でもあるのです。
本展では、佐藤の集めた作品を通して、佐藤の交遊の軌跡をご覧頂きたいと思います。
- 開催期間
- 2019年8月31日(土)~12月15日(日)
- 開館時間
-
午前10時~午後5時
(入館は午後4時30分まで) - 休館日
- 月曜日(祝休日は開館し、翌日休館)
- 入館料
-
一般500円・学生300円
※ 小学生以下(要引率者)・65歳以上の方・障害者手帳をお持ちの方は無料。
- 交通アクセス
- こちらを御参照ください >>
- 主催
- 公益財団法人美術工芸振興佐藤基金
- お問い合わせ
- 03-3888-7520、
03-3888-7512(佐藤基金直通)
主な展示予定作品
《芦屋山吹文真形釜》(日本・15世紀)
《瀬戸黒茶碗 》銘「初時雨」(日本・16世紀後半)
濱田庄司《白釉黒流描大鉢》(益子・1968年)
14代坂倉新兵衛 《塩笥茶盌》(韓国・1972年)
瀧田項一《上繪双魚文皿》(会津・1983年)
加藤静允《染付八角面取梅瓶》(京都・1985年)
島岡達三《窯変象嵌縄文壺》(益子・1991年)
《鉄砂柳文壺》(朝鮮・17世紀後半)
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- 濱田庄司 白釉黒流描大鉢 (益子・1968年)
- 芦屋山吹文真形釜 (日本・15世紀)
- 瀬戸黒茶碗 銘「初時雨」 (日本・16世紀後半)
- 鉄砂柳文壺 (朝鮮・17世紀後半)