十二支展
古代中国で生まれた十二支は、日付・年月・時刻・方位を表すのに用いられており、元々は動物の意味は含まれていませんでした。秦代(紀元前221~紀元前206年)までには、十二支に動物が当てはめられるようになり、後漢代(25~220年)に王充が記した『論衡』には、現在の「十二獣」との関係が明確に示されています。今日では「来年は亥年だね。年賀状は楽しい猪のデザインを考えよう。」というように、十二支といえば動物が思い浮かぶのではないでしょうか。動物のイメージが与えられたことにより、十二支は人々の生活に根付いたのかもしれません。
本展では、十二支の動物をテーマとして館蔵品90件あまりを展示致します。軽やかに跳ねる兎、太鼓を打つ猿、野山を駆け回る犬。造形化された十二支の動物たちの生き生きとした姿をお楽しみください。
本展では、十二支の動物をテーマとして館蔵品90件あまりを展示致します。軽やかに跳ねる兎、太鼓を打つ猿、野山を駆け回る犬。造形化された十二支の動物たちの生き生きとした姿をお楽しみください。
- 開催期間
- 2019年1月12日(土)~4月7日(日)
- 開館時間
- 10:00~17:00(入館は16:30まで)
- 休館日
- 月曜日(1月14日、2月11日は開館)1月15日(火)、2月12日(火)
※2月2日(土)は設備点検のため休館
- 入館料
-
一般500円・学生300円
※ 小学生以下(要引率者)・65歳以上の方・障害者手帳をお持ちの方は無料。
※ 一般の方以外は受付にて証明書のご提示をお願いいたします。 - 交通アクセス
- こちらを御参照ください >>
- 主催
- 公益財団法人美術工芸振興佐藤基金
- お問い合わせ
- 03-3888-7520、
03-3888-7512(佐藤基金直通)
主な展示予定作品
・ラスター彩兎文皿(スペイン・16世紀)
・緑褐釉羊(中国・8世紀)
・金銅双龍環頭大刀(日本・6世紀)
・青花釉裏紅闘鶏図碗(中国・17世紀前半)
・テラコッタ猿(パキスタン・前2~後1世紀)
・細密画「別れを告げる王と王妃」(インド・19世紀前半)
・青銅猪頭轄(中国・前10~前9世紀)
- ラスター彩犬型台付鉢(スペイン・15~16世紀)
- 青花釉裏紅闘鶏図碗(中国・17世紀前半)
- 青銅猪頭轄(中国・前10~9世紀)
- 染付団龍団鳳文水屋甕(日本・19世紀)